2020年02月28日
第20回定期演奏会
こんばんは、さとっすぃーです。20回というものは、毎日1回ずつだと20日で終えれますが、1年に1回ずつだと20年かかります。その1回へ向けての毎週の練習だと、単純に52回の練習を重ねたことになります。もちろん、年末年始、お盆休み、その他の練習休みを考慮すれば、1年の練習は40回くらいが最大でも、20年に至るまで、800回ほどの練習を重ねたことになります。そして、この20回もの定期演奏会を知るメンバーも、現団員では2人となりました。20年、皆さまそれぞれの思いがあることでしょうが、ここまでの活動を続けられたのも、団員の皆さまの普段の練習の参加意欲と取り組み、そして、それを支えていただいております、多くの方々のおかげなのだなと、定期演奏会を終えてみた私の感想です。あらためて、団員の皆さまお疲れ様でした。そして、それを支えていただきました多くの方々、ありがとうございました。
前置きが長くなりました。今回の定期演奏会について書いていきます。
・オープニング
鹿児島国体のテーマソングから幕を開けました今年の定期演奏会。緞帳が上がると、今まで以上のお客さんの数、そして、笑顔で聴いているお客さんの顔、何よりも、自分たちが楽しめれば、顔をあげて歌えれば、一体感が生み出せるものです。
・第1部
合唱の定番曲?の3曲、「花は咲く」「明日へ」「ふるさとは今もかわらず」。ふるさとを思う気持ち、そして、2曲目は現役の中学教師の方が作られた曲、未来へむけての中学生へのエールといった感じでしょうか。会場に来られた方々も、それぞれ思う気持ちはあったことでしょうか?
・第2部
男声合唱ユニットさとっすぃーずがトップバッター、今回の選曲はいずれも高難度な曲、なかでも2曲目のオースザンナは苦戦しました。スピードの速さ、転調あり、それをアカペラで歌うとなると、練習でもつまずき、直前でも不安でしたが、なんとか収まった感じでした。打ち上げの場で何方かが、1曲目のマイオールドケンタッキーホームがよかったとお褒めの言葉をいただきまして、ありがとうございました。
2番手は、みやまコンセールの八木まゆみ先生、下茂大二郎先生、徳之島高校音楽部顧問の餘慶暁先生によりますホームソングメドレー(花・荒城の月・浜辺の歌)と、いのちの歌を披露。ピアノと男声、女声の個性がそれぞれ表れており、レベルの高い舞台を披露していただきました。
3番手は毎度おなじみ、女声合唱ユニットめいちゃんず。実は私、本番までめいちゃんずのパフォーマンスは全く見聞きしておらず、舞台の最後方から鑑賞しておりましたが、今回は20回目の定期演奏会とあって、歌唱力のみならずパフォーマンス力も今までより圧巻でした。映画天使にラブソングをから3曲を披露。途中のネイティブなセリフも映画さながらでした。
・全体合唱の部
今回の目玉は、こどもたちとパプリカを踊り歌う。多くの子供たちに舞台上に来てもらいました。やはり、大人よりも子供たちの方がダンスパフォーマンスは上手かったです。あとは、わかば、徳之島小唄。この辺は恒例ですが、年配の方も一緒になって歌われていたのにはよかったですね。
・第3部
今回の定期演奏会の目玉でもあります、みやまコンセールのソリスト4名を加えて、さらには島外参加者や、第9参加者も加えて総勢40名のベートーベンの交響曲第9番 第4楽章。改めて、ソリストの方々の歌唱力には脱帽しました。全身から声を出すエネルギーが溢れていると言ったらいいでしょうか。そして、本番では今まで以上にうまくいったのではないでしょうか?リハーサルを含めてわずか3回ほどの練習で合わせただけでしたが、それも難なく本番を迎えて、そのまま歌えました。第20回の定期演奏会に新たなシンボルを築けた、そんな感じで無事終了しました。
・アンコール
ハレルヤ、サリマライズの2曲。この2曲もこの20回目の節目で、今まで以上に完成度を高められたと感じました。
以上で、今回の定期演奏会を書き終えます。さとっすぃーでした。